「ねぇ、ボンボン行かね?」
その一言で、二人とも少年の頃に戻ってしまいました。
「昔、親父がよく買って帰ってきてくれてさ。」
「うちもですよ。」
高度成長期、一生懸命働いた互いのお父さんたちが
家族へのお土産に買ってきてくれたボンボンのケーキ。
そんな思い出を語り合いながら、
昭和の空気がそのまま残る名古屋の名店「ボンボン」で、
美味しいコーヒーとケーキをいただいてきました。
目次
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昔のまま残るボンボン
「ねぇ、ボンボン行かね?」
歩いてすぐだったこともあり、そのまま立ち寄ることになりました。
ボンボンといえば、名古屋人なら一度は名前を聞いたことがある老舗洋菓子店。
建物も看板も昔のまま。
昭和から時間が止まったような雰囲気が、外観から伝わってきます。
そして自然と始まった思い出話。
「昔、親父がよく買って帰ってきてくれてさ。」
「うちもですよ。」
高度成長期、お父さんたちは毎日遅くまで働いて、それでも家族へのお土産を忘れなかった。
ボンボンのケーキには、そんな時代の思い出が詰まっています。
昭和レトロな店内
木目調の内装、暖色の照明、昔ながらの置時計や調度品。
▲オリジナルの保冷バッグも昭和レトロで人気。
流行を追うのではなく、「昔のまま」であり続けることの価値を感じます。
▲メニューも昭和レトロ

▲ケーキメニュー

▲一番人気のマロン ボンボンと言えばコレですね。
ケーキのショーケースには、今ではあまり見かけなくなった懐かしい名前のケーキがずらり。
サバラン、マロン、コルネパイ、ロンドクレープ……。
思わずどれにしようか迷ってしまいます。
やっぱり私はサバラン

▲固定ファンも多いサバラン。
私は迷わず大好きなサバランを注文。
ラム酒の香りがしっかり染み込んだ生地に、生クリームとチェリー。
昔と変わらない姿を見るだけで嬉しくなります。
一口食べれば、「そうそう、この味。」
昔食べた記憶が自然とよみがえってきます。
先輩はお店一番人気のマロン。
こちらも昔から愛され続ける定番ケーキです。
美味しいコーヒーとゆっくり流れる時間
派手さはありませんが、ケーキによく合う昔ながらの喫茶店のコーヒーです。
時間を忘れて思い出話に花が咲きます。
「親父たちは本当に頑張ってたよな。」
そんな何気ない会話が、なんだか心に沁みました。
まとめ

▲街中ですが駐車場があるのがありがたいお店です。
ボンボンはケーキを食べるだけのお店ではありません。
そこには名古屋人それぞれの思い出があります。
子どもの頃、お父さんがお土産に買ってきてくれたケーキ。
家族みんなで食べた時間。
そんな記憶ごと味わえるお店です。
新しいカフェももちろん素敵ですが、この昭和の空気は何ものにも代えられません。
これからも変わらず、この姿で残っていてほしい。
そんなことを思いながら、お店を後にしました。
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