国宝・豊国神社の唐門から方広寺、通し矢の舞台まで——ブラタモリで話題の一帯を歩く
NHK『ブラタモリ』(2025/9/20放送)でも紹介された、京都・七条エリアの 豊国神社(Shinto shrine)と方広寺(大仏殿跡)、そして 三十三間堂の通し矢や伏見城ゆかりの石垣を、実際に歩いて確かめてきました。 華やかな桃山文化を今に伝える国宝・唐門は必見。散策の締めは老舗 甘春堂で名物大仏餅と抹茶をいただき、歴史も甘味も大満足の半日コースです。

(写真:国宝・豊国神社『唐門』)
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1. 豊国神社とは / What is Toyokuni Jinja?
豊臣秀吉を祀る京都のShinto shrine。現在の社殿は明治期に旧方広寺の仏殿跡へ再建。 地元では「ほうこくさん」の名で親しまれ、秋の豊国祭では賑わいます。



秀吉の旗印『千成瓢箪』由来の瓢箪と太閤さんの紋所『五七桐』の紋が刻まれています

石造の大鳥居をくぐると、正面に社殿と唐門が見えてくる。

2. 国宝・唐門 / National Treasure Karamon (Momoyama)
黒塗に金具が映える桃山様式の唐門。伏見城の遺構と伝わり、豪壮華麗な装飾は必見です。 近づくと彫刻や金具の細工まで楽しめます。


3. 方広寺と南大門 / Hoko-ji Temple Site & South Gate
かつて巨大な大仏殿を有した方広寺。現在は三十三間堂の南にある南大門や鐘楼などが往時を偲ばせます。 歴史好きには「鐘銘事件(国家安康・君臣豊楽)」の舞台としてもおなじみ。※鐘銘事件についてはページ最下部にまとめました




太閤塀にも『五七の桐』

三十三間堂や養源院もその広大な敷地の中にあったことがわかります。
4. 通し矢の舞台・三十三間堂の物語 / Toh-shiya at Sanjūsangen-dō
江戸期、堂の南端から北端までの約120mを射抜く弓競技「通し矢」が行われました。 一昼夜で数千〜八千本もの矢を放ったと伝わる、当時の一大イベントです。『矢継ぎ早』の語源になったと言われています

▲夜間特別拝観がもうすぐ開催される予定です

端から端まで矢を通す競技が『通し矢』です

失敗して屋根に乗った矢が残されています

5. 伏見城ゆかりの石垣 / Stonework from Fushimi Castle
近隣の道路沿いで見られる巨石の石垣。伏見城の解体・移築にともなう遺構で、 石の大きさと積み方が桃山期のスケールを物語ります。


豊臣家の権力を誇示するかのような『巨大な石垣』

6. 甘春堂で一服——大仏餅と抹茶 / Tea Break at Amashundo
老舗甘春堂 東店で名物大仏餅を。素朴な甘みとふくよかな餅の食感が抹茶と好相性。
お土産にもおすすめです(オンライン販売あり)。

老舗甘春堂 東店

歩き疲れたら抹茶で一服。
上品な甘さが身体に染みる。
7. モデルコース&アクセス / Model Route & Access
- 京阪七条駅から徒歩約5分で豊国神社へ
- 国宝・唐門を拝観 → 境内参拝
- 方広寺・南大門へ(徒歩5分)
- 三十三間堂の外周・通し矢案内を見学
- 伏見城石垣の遺構をチェック
- 仕上げに甘春堂で大仏餅&抹茶
8. 拝観のコツ / Tips
- 唐門の細部(金具・彫刻)は望遠気味のレンズだと映える。
- 雨天は木部・石の質感が増すので写真映え◎。
- 甘春堂は売り切れ時間に注意。早めの訪問が安心。
9. フォトギャラリー / Photo Gallery
10. 地図 / Google Map
京阪七条駅から徒歩圏内基点は豊国神社。三十三間堂・方広寺・甘春堂・養源院は同一徒歩圏です。👆いつも押してくださる方
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