1 敦賀駅から『敦賀シンボルロード』を経て『氣比神宮』へ
2 『長命水』などのパワースポットが点在する境内
3 『最澄』と『空海』が7日7晩の大行を行った『土公』
4 「敦賀」の由来となった「角鹿(ツヌガ)神社」
5 俳人『松尾芭蕉』が愛した『日本百名月』の地
1 敦賀駅から『敦賀シンボルロード』を経て『氣比神宮』へ

(写真:松尾芭蕉ともゆかりの深い『氣比神宮』)
3月1~2日の一泊二日で
福井県を訪れております
2日目の今日は
『鉄道の街』敦賀です
松本零士先生の作品
『銀河鉄道999』のストーリーが
名シーンのブロンズ像で展開される
『敦賀シンボルロード』
に沿って散策しつつ
『氣比神宮』
へと やって参りました
👆『敦賀』は大きな港町でもあり鉄道と船の結節点の町でした。今日も北海道とフェリーで結ばれています
👆敦賀といえば『ソースかつ丼』
👆松本零士先生も絶賛『一力』の敦賀ラーメン
👆ドライブインよしだの『イカ丼』
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2 『長命水』などのパワースポットが点在する「けいさん」境内

『敦賀シンボルロード』
の終点『気比神宮交差点』
どことなく昭和の雰囲気が
感じられる交差点です

交差点の一角に
『気比神宮』への大鳥居が
建っています
高さ約11mの大鳥居(重要文化財)は
春日大社(奈良県)
厳島神社(広島県)と並ぶ
日本三大木造大鳥居の一つです

鳥居をくぐって境内へ

鳥居をくぐってすぐ左側には
みちひらきの神様であります
『猿田彦神社』があります
👇伊勢にある『猿田彦神社』

『社務所』

『長命水』
神宮を修営していると突然
地下水が噴出
合祀(ごうし)された神々
特に武内宿禰命は
非常に長生きをした神様で
御神徳の宿る神水として
信仰されています

『鶴は千年、亀は万年』と言われ
長寿の代表的な動物の『亀』
亀の口から流出しているのが「長命水」です

氣比神宮(けひじんぐう)は
福井県敦賀市に鎮座する
北陸道総鎮守 越前國一之宮です
地元では親しみをこめて
「けいさん」と呼ばれています
3 『最澄』と『空海』が7日7晩の大行を行った『土公』

まだ雪の積もる境内

『本殿』
伊奢沙別命(いざさわけのみこと) ※衣食住・海上安全・農漁業・交通安全
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう) ※無病息災・延命長寿・武運長久
神功皇后(じんぐうこうごう) ※安産・農漁業・海上安全・無病息災・延命長寿・武運長久・音楽舞踊
応神天皇(おうじんてんのう) ※海上安全・農漁業・無病息災・延命長寿・武運長久
日本武尊(やまとたけるのみこと) ※武運長久・無病息災・延命長寿
玉姫命(たまひめのみこと) ※音楽舞踊
武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)※延命長寿・無病息災・武運長久
以上7人の神様を祀っています
氣比神宮は神7(セブン)が集結する
パワースポットなのであります
主祭神 伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は
御食津大神(みけつおおかみ)とも称されます
食物を司り古くより海上交通
農漁業始め衣食住の生活全般の
神様として崇められています

若狭の最強の
縁結びのパワースポット
でもあります

次は『土公』へ参ります
『氣比大神降臨の地』
であります

右上に描かれた山
『天筒山』の峰に
氣比大神が降臨されました

『天筒山』と『土公』
『天筒山』の峰に向かって
神事が行われました

氣比大神降臨の地とされ
神宮鎮座にかかる
聖地である『土公』
現在は学校の敷地内にあります
平安時代の伝教大師『最澄』
弘法大師『空海』は大神に
求法の祈誓をかけ
この土公前で7日7夜の大行を修したと
伝えられています

『天筒山』を背負う境内と大鳥居
4 「敦賀」の由来となった「角鹿(ツヌガ)神社」

「敦賀」の地名の由来とも
なったと言われている
「角鹿(ツヌガ)神社」
都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしとのみこと)を
祀っています
同神は敦賀の駅前に銅像も立っていますよ!

『古事記』『日本書紀』では
早い時期に気比神宮についての
記事が見られます
特に仲哀天皇(第14代)
神功皇后・応神天皇(第15代)との
関連が深く
古代史において重要な役割を担っています

中世には越前国の一宮に
位置づけられました

福井県から遠くは新潟県まで及ぶ
諸所に多くの社領を
有していたとのことです

『旗掲松(はたかけのまつ)』
(2代目)
南北朝争乱時代の延元元年(1336)
ここ氣比神宮の宮司氣比氏治が
南朝後醍醐天皇を奉じ
氣比大明神の神旗を掲げた
と伝わる松です
金ヶ崎城を築いて足利軍に対し
奮戦したものの一門
討ち死にしてしまいました

『旗揚松』の旧松根が
残っています
現在は二代目が成木として
育っている姿を観ることができます
5 俳人『松尾芭蕉』が愛した『日本百名月』の地

ここから観る月は
『日本百名月』に認定されています

氣比神宮は俳人
松尾芭蕉ゆかりの地
なのであります
敦賀の地を訪れた芭蕉
宿屋の主人に
「明日も晴れるか」と
聞きます
主人は
「北陸の天気は変わりやすいので
月見なら今晩のうちに」教えます
芭蕉はその夜に氣比神宮に参拝
月明かりに照らされた神前の白砂は
遊行上人二世の他阿が参詣往来の
妨げを防ぐために
沼地を埋めた功績であると知り
「月清し遊行のもてる砂の上」と詠みました

「おくのほそ道」で
松尾芭蕉が
「けいの明神(氣比神宮境内)に夜参す」と
記したことから
『おくの細道』の風景地に
指定されています
月光により神々しく照らされる氣比神宮
松尾芭蕉も眺めたであろう景色を今に伝えています

芭蕉の『句碑』
残念ながら月が
見られなかったことを詠んだ
「名月や北国日和定めなき」
という「おくのほそ道」の道中で
詠んだ句も掲げられています

👆奥の細道の結びの地(大垣)についてはコチラをご参照ください
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