1 日本100名城に数えられる『松阪城』

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(写真:松阪城址から武士が住んだ『殿町』を望む)


松阪の街探訪
続いては『松阪城』へと参りましょう

豊臣秀吉から南伊勢約12万石を
拝領移封された蒲生氏の城であります

天守閣などは現存しませんが
石垣などが残っており
往時の姿を現代(いま)に伝えています







 2 南伊勢12万石の蒲生氏の居城

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松坂城址にはいまも
立派な石垣が残っています





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大きな石を使った
立派な石垣です


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城内へと進んで参りましょう





 3 映画監督小津安二郎が通った図書館

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城の入口には
『松阪市立歴史民俗資料館』があり
2階は映画監督の
『小津安二郎松阪記念館』と
なっています



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建物は「旧飯南郡図書館」
(国登録有形文化財)

建物だけでも歴史を感じるこの資料館は
明治44年に建てられた図書館を改装したもので
館内は松阪木綿や伊勢おしろいなど
松阪商人に関する資料なども展示されていました

映画監督の小津安二郎は
9歳から19歳までの青春期を松阪で過ごし
小津自身もこの図書館を利用していたのだとか



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そのため2階展示室は「小津安二郎松阪記念館」と
されたのだそう

小津安二郎監督の作品は
足の短い特注の三脚を使った
ロー・ポジションによる撮影や
厳密な構図などが特徴的な
独特な映像の世界観が特徴で
親子関係や家族をテーマとする
作品を撮り続けました

黒澤明や溝口健二と並んで
国際的に高く評価されている
映画監督ですね



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入館料は150円です

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記念館では映画監督小津の
ルーツから松阪での様子
映画との出会い
東京物語などの作品の紹介
代用教員時代や生涯の友人との交流などを
中心に展示が行われていました






 4 小津作品と人となりを知る記念館

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代表作『秋刀魚の味』と『東京物語』




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小津監督は深川生まれですが
父親は「子どもは環境のいい
郷里で育てたい」と考え
少年時代を松坂で過ごしました


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当時の文化風俗を知る展示


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 5 今なお現役の武家屋敷「御城番屋敷」


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城跡に登ってみましょう


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本丸跡


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本丸周辺からは



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街の景色が一望できる
高さとなっています


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いまも立派な石垣が
当時の面影を偲ばせます




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松坂城裏門跡を出た先に石畳の両側に
武家屋敷が並んだひときわ目を引く一画があります
ここはかつての松坂城三ノ丸の中にある
「御城番屋敷」です






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松坂城を警護する「松坂御城番」という
役職の武士20人とその家族が住んだ場所です


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現存する江戸時代の武家屋敷でも
最大規模を誇る貴重な建造物群で
「国の指定重要文化財」に
指定されています



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屋敷には現在も子孫の方が住んでおられ
綺麗に維持管理がされています

次は、松阪駅に戻り名松線に乗車してこようと
思います





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