(写真:「兵式飯盒」と焚火は良く似合います。う~ん無骨~♪)
皆様は「無骨キャンプ」なる言葉をご存じでしょうか
軍隊用の払い下げの「パップテント」やカーキ色やダークカラーのシンプルな「スクエアタープ」をステルス張りするなどしながら、上手に利用して寝泊まりし、ナイフ一本でタープのポールから食事の道具などを切り出す「ブッシュクラフト」と「焚火での食事づくり」によるシンプルでちょっと不便を楽しむキャンプのことです。私の勝手な解釈かもしれませんが(笑)
私は長距離・数日以上のツーリング時は、ガスストーブとソロテントにミニタープのスタイルが便利で、定番スタイルとして落ち着いてきたところなのですが、一通りソロキャンプを楽しんでおりますと、こうした「無骨キャンプ」にも興味が湧いてくるんですよね。
できるだけ、道具を持っていかない現地調達型のシンプルで不便なキャンプにあこがれのようなものを感じるのであります。
ただ、焚火で煮炊きをすると、アルミやチタンのクッカーセットの底が煤で汚れるんですよね。「味」として、楽しむのもいいのですが、「無骨」とはちと違うような気がします。んで、購入しましたよ。お安い兵式飯盒。懐かしい。
少年のころ林間学校などで飯盒炊爨(はんごうすいさん)をしたことを思い出します。これなら、煤での汚れもまさに「味」であります。ぶら下げられるため、米を炊くだけでなくこれでお湯を沸かすこともできますし、レトルトパックを温めたりするのにもちょうど良い大きさなのであります。
内蓋は皿になります。少年時代、これで飯盒炊爨のカレーを食べたのは良い思い出であります。